先生と
それからの授業は、ゲス野ろ…凱のせいでまともに受けられなかった。






頭の中はポーッとするし、顔は赤くなるし…///








熱でもあるのかな…?










凱はあの後「…ごめん」とだけ言って何処かへ行ってしまった。
多分保健室か、屋上。






そもそも、サボリ魔の凱が授業に出るなんて、珍しい事なんだけどね。









「…め!雨!聞いてる!?」


「…はっ、う、うん、大丈夫聞いてるー」











なつみから話しかけられていたのに、気づかなかった。
やばい、凱の事考えすぎてる…。





だってさ…凱おかしかったもん。










あたしが嫌いって言ったから?











でも…凱があたしに気があるわけもないし。
モテるわけだから、彼女なんて5・6人はいるよね?














キスだって…うまかったし。














色々慣れてるんだね…。













「…雨!?」



「あっ、ごめん!何!?」






またやっちゃった。

完全に怒ってるな、これは…(苦笑)




「…もう、大丈夫!?…ってか雨さ、今日あんた日直でしょ?
日誌、取りに行ったの?」

「へ!?日直って、本当!?取りいかなきゃ!」

「うちら、先行ってるねー?」

「うん、おっけぇー」














凱の事は、しばらく考えちゃだめだ!









こうして、日常に支障がでるんだもん…(泣)






















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