先生と
「あのっ、道に迷ってしまって…1-2ってわかります?」

「1-2か…実は俺もここに来たばっかでな-よおわからんな」

「…そうですか」





180くらいある身長が、あたしの小柄な身長を見下ろす。








それに、見るからに若そうだし、新任の先生って感じだ。わからないのも、仕方ないな。

















関西弁だし、関西の人かな?
















それに…またしてもイケメン先生。








イケメンなんか、嫌いだ。
















どうせみんな顔が良ければ誰でも落とせちゃうんでしょ?
















傷ついたって、どうでもいいんでしょ?









すると、さっきの事を考えてたら、涙が出て来てしまった。
熱くて、痛い雫が頬を伝ってく。









先生が、見てるのに…ダメだ。









泣いちゃ、ダメだ。
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