Arika*

「え・・・・??あの、・・・え?!」
状況がつかめない私は日本語すら喋れていない

そんな私に気づいたおばさんはさらっと説明する

今目の前にいる人がこれから一緒に住む

そしてその人の部屋は私の部屋の隣である

そしてそして、その人は私と一緒に働くと。


「・・・・はい?」

意味わからない。

ぜんぜん意味わかんないよおばさん、

けっして頭悪すぎるとかそういうことはない(多分)

知らなかったんですけど?!

わァァァと頭を抱えていると、スっと伸びてくる手


「・・・よろしくな、くるみ。」

完璧な笑顔を見せられると、もう反論出来ない。

横からにこにこ笑うおばさんも視界に入ってきて、


「・・よろしく、お願いします・・・・・汗」




言いながら握手を返したのだった


・・
・・・
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