爆走★love boy3
「亜美ちゃん自身が裏番長、学年を束ねる存在になるのが一番安全ってことだな」


さっきまで庭で残りのお肉を食べていた優輝さんが、いつの間にか戻ってきて、そう言った。


「これからは、俺は守ってやれない」


「そんな…」


「亜美、俺はスーパーマンじゃないんだ。自分の身は自分で守れ」


そうかもしれない。

< 101 / 264 >

この作品をシェア

pagetop