爆走★love boy3
優輝さんと元カノさんは、もう二度と会えなくなってしまったのかもしれないということ。


「な、泣かないでください!」


こっちまで瞼が熱くなってきて、私は優輝さんの手を握り締めた。


「亜美ちゃん…」


「なにも、言わないでください。聞いた私が悪かったんです」


赤い目をした優輝さんが痛々しくて、胸が痛んだ。

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