爆走★love boy3
この空気をちょっとでもかえたくて、私は少ない脳みそで一生懸命言葉を考える。


「た、樹先輩! 今日はいい天気ですね!」


いきなり言った素っ頓狂な言葉に、樹先輩と優輝さんがキョトンとした顔で私を見る。


わぁぁ!!


なに言ってんのよ私!


天気がいいことなんて、朝起きたときからわかってたでしょ!!

< 142 / 264 >

この作品をシェア

pagetop