爆走★love boy3
でも……。


昨日の、勇気さんの涙で赤くなった目を思い出すと、簡単に断る事ができなかった。


なんて言えばいいんだろう?


そうすば、優輝さんを傷つけずにすむんだろう?


考えても考えても答えは出なくて、熱をおびた手にジワジワと汗をかく。


「ねぇ、亜美ちゃん」
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