爆走★love boy3
優輝さんの声が、すぐ隣でする。


私の返事を待っている。


「私――」


無理です。


そう言おうと口を開いたとき、タイミング悪く部屋のドアが開いた。


少しきしんだその音に、私と優輝さんは同時に振り返る。
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