爆走★love boy3
「わかった、好きにしろ」


樹先輩はそれ以上なにも言わず、無言のまま部屋の出たのだった…。


先輩が部屋を出ると張り詰めた空気が一気に緩み、ようやく呼吸が楽になった気がした。


「亜美ちゃん、ありがとう!」


ホッとしたのもつかの間、優輝さん1人多いに盛り上がり、勢いよく私に抱きついてきたのだ。


「ちょっと! やめてください!」
< 167 / 264 >

この作品をシェア

pagetop