爆走★love boy3
身をかわすことができなかった私は思いっきり力をこめて優輝さんを引き離す。


「恋人ごっこっていっても、ただの『ごっこ』ですから! そういう事しませんから!」


そう言いきると優輝さんは唇を突き出して「えぇ~?」と、不服そうな声をあげた。


当たり前でしょ!?


私の恋人は樹先輩なんだから!



「変なことしたら、許さないから!」
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