爆走★love boy3
「だからね、恋人ごっこを通して私と彼女は別人だって気づいてもらうの」


「ふぅん…」


話し終えると、樹先輩は少し首をかしげ、何かを考えるように遠くを見つめた。


「も、もちろん。変なことしないでって言ってあるから」


慌てて付け加えると、


「それ、当たり前」


と、樹先輩。
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