爆走★love boy3
そんな風に返事をすると、優輝さんは少しうつむき

「そっか」

と、小さくうなづいた。


「そういえば、そうだったかもしれない」


うつむいたままそう言う優輝さん。


きっと、元カノさん香りを思い出そうとしてるんだ。


「甘い香りがしてたような、気がする」


時折見せる切ない表情に、胸がキュッと締め付けられるようだ。
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