爆走★love boy3
☆☆☆

そしてこの日もまた、私は宿題と問題集に格闘する。


夏休み前から比べると格段と正解数が増えているのが、自分でもよくわかる。


さすが、プロの教師を目指しているだけあって、私がイマイチ理解していない部分を先に察し、優輝さんは根気強く教えてくれる。


「ねぇ、優輝さん」


先ほど終えたばかりの問題集に採点してもらいながら、私は口を開いた。
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