爆走★love boy3
その、少年のような少女のようなかわいさを持つ男性はソファから立ち上がり、


革靴をカツカツ言わせなが私に近づいてきた。


「はじめまして」


そう言って、ニカッと八重歯を除かせて笑う。


「あ…は、はじめまして」


挨拶の手を差し出されたので、私は当然のようにその手を握る。


すると次の瞬間、その男性は私の手の甲にキスをしたのだ!
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