爆走★love boy3
「紹介する。彼女の亜美。こっちは幼馴染の――」


「キャーッ! その手紙、読んだ!? 読んじゃった!?」


樹先輩の紹介を無視して、彼女が私の手に持っている手紙を見て叫んだ。


キンキン声に思わず耳をふさぎたくなる。


「やだ、恥ずかしい! そんなに変色しちゃってぇ」


「この手紙、知ってるんですか?」
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