爆走★love boy3
似ていたのは、偶然同じ言葉を言ったことくらいだったから。


「もしかして優輝さん、私たちのことをからかってたのかな?」



「そうかもな。あいつなら、やりかねない」


遠くて会えなくなってしまった彩夢さんと私を重ねて、樹先輩と仲良くする私のことを邪魔したかったのかもしれない。


もう一度、誰かに自分をみてほしかったのかもしれない。
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