爆走★love boy3
そう思った次の瞬間、優輝さんは私の手を握り階段を駆け上っていた。


つられて、私も必死にそれについていく。


「あ、逃げた!」


「こら、お前ら!!」


優輝さんは途中で振り返り、「俺たちのだけの秘密!」と言って、子供のように笑ったのだった。
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