爆走★love boy3
「悪い悪い。まさかお前が彼女連れて泊まりに来るなんて思ってなくて」



そう言ってニヤニヤしながら私と樹先輩を交互に見つめる。


な、なんか恥ずかしい…。


別に悪いことをしているワケじゃないのに思わず赤面してうつむく。


「でもま、正直なところ今うちの別荘、改装中で使えないんだ」


優輝さんはそう言って紅茶をおいしそうに飲み干した。

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