爆走★love boy3
時計をギュッと握り締め、ベッドの上に飛び起きる。


「嘘じゃねぇよ。昨日そんなに疲れたのか?」


樹先輩にそう聞かれ、私は昨晩の出来事を思い出した。


『樹から、亜美ちゃん奪っちゃおうかな』


優輝さんが冗談でそんなことを言うから、その後なんだか寝付けなくなってしまったんだ。

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