爆走★love boy3
サラサラの砂を蹴って波打ち際に立つと、波が足もとの砂をさらっていく。


「つめたぁい! 気持ちいい!」


1人でキャァキャァ騒いでいると、一緒に来ていた優輝さんが水着姿で海へと入ってくのが見えた。


「亜美ちゃん、入ったら?」


「でも、水着が…」


戸惑っていると、横から樹先輩が紙袋を手渡ししてきた。
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