爆走★love boy3
優輝さんの言葉に、私はギュッと両手でボールを握り締めた。


樹先輩、地元暴走族に目をつけられてるの?


なんで?


疑問と不安で心の中がいっぱいになる。


それを察したように、樹先輩が一度こちらを振り返った。


「亜美、心配すんな」


心配するなって、言われても…。
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