爆走★love boy3
☆☆☆

「う…わぁ」

ついさっきまで素敵な思いでを作るんだと、意気込んでいた私だけど、乗り付けた車に乗り込んだ瞬間、小さなため息が出た。


車内は広く、ソファのような座席の前に長いテーブルが設置されている。


「すごい」


つぶやくと、後から乗り込んできた樹先輩が「そう?」と、首をかしげる。


『そう?』


って…。
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