願いは白い翼に託して
初めての仕事を終えて、ささやかな満足感に浸るまもなく次の願いを叶えなければならなかった。
一枚一枚消えていっているはずなのに、翼の重さは変わらない。本当に願いを叶えられているのだろうかと心配になってしまうけれど、どんなに耳を傾けても同じ声は聞こえてこない。よかった。きちんと使命を果たせているのだ。
一枚一枚消えていっているはずなのに、翼の重さは変わらない。本当に願いを叶えられているのだろうかと心配になってしまうけれど、どんなに耳を傾けても同じ声は聞こえてこない。よかった。きちんと使命を果たせているのだ。