冷酷社長の極上の愛
飛び越えて思った事。

宗吾は言い出したら実行しないと、

気が済まない性格らしいと言う事が、

わかった。

・・・

薄暗い庭園。

所々点いてるライトを頼りに、

宗吾は私の手を掴み歩みを進めていく。

いつもと違って、ちょっと怖い・・・

暗いところは、苦手だから。

無意識に、宗吾の手を握りしめていた。

・・・

「・・・怖いのか?」

「…だ、大丈夫、ですよ」

強がる私が面白いのか、

宗吾はフッと笑った。

・・・

「・・・ついた、ここだ」

「キャッ」

・・・ドン。

よそ見をしてて、

宗吾の背中にぶつかってしまった。

・・・あ。参ったな。

コンタクトを落としてしまった。

最悪な事に、今日に限って、

メガネは持ってきていない・・・
< 105 / 275 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop