冷酷社長の極上の愛
「お父さんと、社長・・・」

帰ってる最中、

2人の事を考えていた。

・・・

ハッキリ言って接点は何もない。

お父さんは外資企業。

宗吾は建築企業・・・

どこをとっても、重なるところはない。

・・・

自宅前で足を止めた私は、

考え込んだまま、その場に立ち尽くしていた。

・・・

「亜紀さんが考え込んでる理由、

教えて差し上げましょうか?」


「・・・え?」

・・・?!

振り返ると、そこには、

小野寺新の姿があった。

・・・

私は眉間にしわを寄せ、

新を睨んだ。

「お暇なんですか?」

私の冷たい言葉に、

新は笑った。


「亜紀さんに会いたいがために、

時間を作ってきたまでですが…

で?さっきの答え、

お父様と、白鳥社長の関係知りたいですか?」
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