冷酷社長の極上の愛
「そう、ですよね」

私の言葉に頷いた光司は、

私を車に乗せ、自宅へ送り届けてくれた。

・・・

車を降り、お礼を言う。

「相談にのってくれて、ありがとうございました」

私の言葉に光司は首を振る。


「私はただ、話しを聞いただけですよ。

何の解決にもなりませんでしたが、

良いほうに進むよう、願ってます」


「・・・はい」


・・・

「亜紀、こんな時間まで、何してた?」

「「え?!」」

突然後方から声がした。

私と光司は驚き、声の方を見た。

・・・

「…社長」

「兄さん」


「来い、亜紀」

「キャ・・・」

明らかに怒った表情の宗吾。
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