冷酷社長の極上の愛
「貴方となら、亜紀は幸せになれると

思えるわ…貴方みたいな方となら・・・

でもね、貴方と亜紀は歳の差が大分おありでしょう?

たぶん、亜紀より貴方が先に逝ってしまうと思うの。

その事はお考えになった事はあるの?

亜紀は寂しい思いをするでしょうね?」

・・・

その後は黙って、

宗吾さんの返事を待った。

・・・

大きく溜息をついた宗吾さんは、

真っ直ぐに私を見据えた。

・・・

「…確かに。

これだけ歳が離れてると、そうなるかもしれません。

ですが、亜紀が寂しいと思わないくらい、

愛します・・・

そして子供だってたくさん作ります・・・

私と亜紀のかけがえのない娘や息子を・・・

そんな思いを抱く暇もないほど・・・」


…プッ。

思わず笑ってしまった。

そこは私も思いつかなかったわ。

「…変な事、言いました?」

困惑の表情の宗吾さん。

私は首を振った。
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