冷酷社長の極上の愛
視察現場に着き、

視察しつつ、現場監督の元へ向かった私たち。

・・・

いつもの表情より、

更に険しい顔つきに宗吾に、

思わず息を呑んだ。

・・・

仕事内容で、

何か不満があったのだろうか?

こんな顔の宗吾は初めて見た。

・・・

「白鳥社長、お忙しい中、

現場視察ありがとうございます」

そう言って微笑み、頭を下げたのは

ここの現場監督。


「・・・金城君。

私が言ってたのと、

全く違う仕上がりになってきてるんだが、

これはどういう事だ?」

眉間にしわを寄せ、宗吾が言い放った。

・・・

現場監督はビクッと体を震わせた。

「これには色々事情が・・・」


「君の事情など、私は知らん」

「・・・」
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