冷酷社長の極上の愛
これが続に言う、キスマークと言うやつだろうか。

・・・

友達に見せられたことはあったけど、

自分に付けられた物を見るのは、

これが初めてで、一気に体中が熱くなった。

自分でも鏡を見ればわかるほど、

顔は真っ赤になっていた。

・・・

誰もいなくてよかった。

・・・

ホッと溜息をつくと、

誰かの視線が、私に向けられてる事に気が付き、

パッと振り返ったが、

そこには誰もいなかった。

・・・勘違いかしら?

首を傾げながら、また鏡に目を移した。

・・・そっと、

キスマークに触れる・・・

これは、宗吾が私に付けた愛の証・・・

そう思うと、嬉しかった。

・・・

・・・でも、

このきわどい位置に付けられては、

皆の目線が気になる・・・

と、いうことで、束ねていた髪を、

パサッと下ろした・・・これでよし。
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