冷酷社長の極上の愛
秘書室に戻ると、

光司は何事もなかったように、

仕事をしていた・・・が、

もう一つ、ニヤニヤした顔が、

私を見ている事に気が付いた。

・・・

「…なんですか、光輝さん?」

「…いや、とうとう社長と・・・?」


「///!!」

真っ赤な顔で、目を見開いた。


「光輝、意地悪はダメですよ?」

喝を入れてくれた光司。

でも、光輝は知らん顔。

そんな事より、私の答えを今かと待ちわびている。

・・・

「そんなことしてません!」

私の言葉に、

光輝も光司も、目を丸くした。

・・・

「…可哀相に、社長」

そう言って溜息をつく光輝。


「社長の我慢は何時までもちますかね?」

そう言って苦笑いした光司。
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