冷酷社長の極上の愛
そう言った亜紀の顔は本当に凛として、

ちょっと見惚れてしまった。

・・・

「君みたいなお子ちゃまじゃ、

宗吾もそのうち飽きるだろ?

私の方が、何倍も、宗吾の事楽しませることは

出来ると思うんだけど?」

・・・

もはやここまで言われると、

美影は亜紀をオモチャだと思って、

弄んでるようにしか見えない。

・・・

「・・・」

ちょっと怯んだ亜紀。

これ以上、亜紀を不安にさせるのは忍びない。


「美影」

そう名を呼んだ瞬間、

「宗吾さんを、毎晩、…ホネヌキにして見せます。

貴方にそんな心配はさせません」


真っ赤な顔で、そう言ってのけた亜紀。

・・・

・・・プッ。

私は目を見開き、

プッと吹き出したのは美影。
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