冷酷社長の極上の愛
宗吾を見送り、

私は光輝と共に秘書室へ。

今日はいろんな事が詰まっていたせいか、

業務の変更や代理で、

私も光輝も、目が回るほど忙しかった。

・・・

落ち着いたのは午後2時。

宗吾も光司もまだ帰ってこない。

M社の社長は、気難しくて有名な人。

かなり苦戦してるようだ。

・・・

「亜紀、お昼行くぞ」

「あ、はい」

お昼を食べながら、私は心配で、

光輝に問いかける。


「社長や、光司さんは大丈夫でしょうか?」

「大丈夫だと思うよ。

M社の社長はうちの社長の事、気に入ってるしね?

今頃はもう丸く収まってると思うけど」


「じゃあ、なんで、社に戻らないんですか?」


「ご機嫌取りはやっとかないとね?

これからも取引していかなきゃならない会社だから」


「…でも、心配です」

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