冷酷社長の極上の愛
「デスクにまだ鞄があると思って来てみれば、

・・・ホントに泊まり込むつもり?」


「…光輝さん」


「ほら、晩飯、コンビニのだけどな?

一息つきなよ・・・

オレに言えばよかったのに。

そしたらもっと早く終わってたんじゃない?」


コンビニの袋を手渡しながら

光輝が言う。

確かに頼めばもっと早く済んでたかもしれない。

でも、迷惑かけたくないと思って。

・・・

「ありがとうございます」


「礼なんて・・・

元々俺達がいけないのに、

前原さんに押し付けちゃってたし・・・

今から手伝うから。しかし・・・

こんなに短時間でよくもまあ

こんなに整理できたね?

総務課で仕事が出来ないとか言われてたんでしょ?

みんな見る目がなかったんだね・・・」



「そんなことありません。。。

実際失敗ばかりでしたし・・・」
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