冷酷社長の極上の愛
しばらくすると、

「食べ終わったんなら、手伝って?

本当に泊まり込む羽目になる」

そう言って笑った光輝。

私はやっと我に返り、仕事に取り掛かった。

・・・

それから数時間後。

「…終わった」

ホッと溜息をついた光輝。

・・・

私の顔にも笑みが。

「終わりましたね。

手伝ってもらって助かりました。

ありがとうございました」


「何言ってるの?

礼を言うのはこっちの方だよ。

貯めこんだ書類の整理してもらって、

ありがとう」

光輝は微笑み、

・・・一歩、いや、二歩私に近寄った。

・・・私たちの距離は、とても近い。

私は一歩後ろに後退しようとした・・・が。

光輝にそれを阻まれた。


「・・・みつ、きさ、ん?」

「前原さんはオレの女神かも」

「え?・・・///!!」
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