冷酷社長の極上の愛
光輝は私を赤面させる達人?

そう思った瞬間。

私は唇に温かな感触がある事に気が付いた。

・・・うっそ。

・・・キスをされ、

完璧に思考が停止した私。

・・・

温かくて、でもどこか気持ちよくて、

光輝からする甘い香りに酔わされてしまった。

・・・

ポーッとしてる私から、

そっと唇を離した光輝。

私の顔を見るなり、可愛らしい笑顔を向けた。


「フッ。可愛い、亜紀」


「///!!」


可愛い笑顔なあなたに言われたくありません。


「もう遅いし、送ってくよ」

「い、いえ!自分で帰ります」


「何言ってるの?終電なんか、

とっくに終わってるよ?」


「・・・あ」

そうでした。

「じゃ、じゃあ、タクシーで」


「コラッ。女の子は甘えなさい」
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