冷酷社長の極上の愛
取り引き先に向かった宗吾と、光輝。

・・・

私はいつもの業務に取り掛かる。

・・・あれ?

これどうやればいいんだっけ?

パソコンは大方出来るはずなのに、

分からないところがまだあった。

困惑してる私の後ろから、

そっと両手が現れた。

・・・

私はビクッとして、

後方に目をやると、光司の手だったらしい。

光司は私と目が合い、ニコッとする。

「これ、わからないんでしょ?」


「・・・よくわかりましたね?」


「秘書が使うこのパソコンは、

普通とはちょっと違うから・・・

これはね・・・」


「・・・///」

・・・

私を挟むような体勢で、

順に説明をしながらパソコンの画面を動かす。

この体勢にドキドキが治まらない。
< 42 / 275 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop