冷酷社長の極上の愛
・・・なぜか、

見知らぬ顔の男性が、

頭の中に浮かんだ。

・・・

顔は薄暗くて、はっきりしない。

・・・

でも、その人は、私が知ってる人

そんな気がしてならなかった。

・・・

そんな気がしたのはなぜか・・・

それは、私が好きだった人だから。

・・・

ここに来ることをやめた私が、

唯一心から好きになった人。

・・・

ずっと、父の事と一緒に、

心の奥底にふたをしたのに、

急に思い出すなんて・・・

…また、ここに来れば、

その人に会えるだろうか?

名前も知らない好きな人。

・・・

もしまたその人に再会できたなら、

宗吾の事を諦めるきっかけに

なる事が出来るだろうか?
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