冷酷社長の極上の愛
・・・ホント、私って単純。

そう思うと可笑しくて、

笑ってしまった。

・・・

なかなか戻ってこない宗吾。

私は疲れ果て、

いつの間にか、ベンチに座ったまま、

居眠りを始めた。

・・・

今まで仕事に追われ、

化粧直しも何もしていなかった今の私は、

最悪な顔をしてるに違いない。

でも、今はもう、

ただ安心して、眠る事しか考えられなかった。

・・・

温かな腕の中にいる事も知らず。

私は夢の中へと落ちていく・・・
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