冷酷社長の極上の愛
私の動揺とは裏腹に、

宗吾は淡々と事を進めていく。

私は言われるまま、

それに従った。

・・・

シャワーを浴び、

食事を済ませ、

飛行機に乗り込んだ。

・・・

飛行機の中は、とても静かだった。

・・・

何を喋ったらいいか、

全く思いつかなかった。

・・・

着陸10分前。

突然、宗吾が私に質問してきた。

・・・

「北条グループの、

北条新とは、どんな関係だ?」


「…何でそんなことを聞くんですか?」


「…あの庭園で、

前原たちを見た」


「?!」


「北条は、恋人か?」

・・・なんて答えたらいいんだろう。
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