イケメン女子の学園生活 〜番外編〜
~別室~
慎二「はい、このソファに座って?」
朔月「お、おう」
泪「じゃあ僕お茶入れてくるぅ」
慎二「(やっと二人きりになれた…)」
朔月「イチャイチャって言っても…オレとじゃ楽しくないだろ」
慎二「どうして?」
朔月「男みたいだから」
慎二「今更なに言ってるの?俺は朔月君だからイチャイチャしたいんだよ。他の誰かとしたい何て思わない」
朔月「そ、そうか」
慎二「それに、朔月君は自覚無いみたいだけどね、すごく可愛いから。もう男になんて見えないよ」
朔月「え、それは困る。オレ男に見えないか?」
慎二「いや、そういう意味じゃなくてね…(何て鈍感なんだ…)」
朔月「うん、でもありがとう。イチャイチャはよく分かんねーけど、オレも慎二と話すの嫌いじゃない」
慎二「っ////それは…嬉しいな。ありがとう」
朔月「いえいえ」
慎二「(しまった朔月君ペースに呑まれた…!)」
朔月「前から思ってたんだけど、慎二って暴走族らしからぬ紳士さだよな」
慎二「…そうかな?」
朔月「うん」
慎二「そっか、じゃあ好きな子には尽くすタイプなのかも」
朔月「…うん?」
慎二「ねっ、一つお願いしてもい?」
朔月「ん?何?」
慎二「手…握ってもいいかな?」
朔月「は、え!?」
慎二「ダメ…かな?」
朔月「(イチャイチャタイムか…)ちょっとだけなら…」
慎二「やった。じゃあ…」
朔月「…………」
慎二「…////」
朔月「何照れてるんだよ?(笑)慎二ともあろう人が」
慎二「ん…いや新ためて触ると威力が…」
朔月「?じゃあ、離すか?」
慎二「それは駄目。もう離さない♪」
朔月「おいおい…(子供みてー)」
慎二「(暖かいなぁ…)」
泪「お待たせ~お茶がなくてコンビニまでダッシュしたお~…ってあー!!」