イケメン女子の学園生活 〜番外編〜
光「女共が増えてきたな…おい、早く行くぞ」
慎「うん、行こうか」
ものすごい数の女ギャラリーを連れながら、ショッピングモール到着。
またも、黄色い声を浴びる。
哲「……このメンバーで執事は駄目だったかも」
『同意。あ、翔なんかめっちゃ写メ頼まれてるし』
哲「本当だ…なんか青くなってるな」
ゲンナリと青くなる翔、ウキウキと進んでいく尚輝、苦笑いを張り付けた慎二、特に気にも止めない光樹、抱き着いてくる泪など
各々の様子を観察。
『…泪、歩きにくい。離れろ』
泪「いやぁー。あ!じゃあ、おんぶしてぇ?」
哲「何でっ!?」
『疲れた…のか?』
泪「人酔いしたぁ…♪」
『(本当かよ…)じゃあ、良いよ』
泪「やったぁ!」
そして、一同は買い物しながら食べ放題券を貰いに…
尚「さっくんに似合いそう!見て!」
『おまっ!ランジェリーショップで騒ぐな!オレがド変態みたいだろ!』
光「お前、後ろに何しょってんだよ」
『リス』
光「でけぇな、オイ。降ろせよ」
泪「やっだよぉ!ほらぁ、アレ光樹が好きそうなシルバーショップ!」
光「お………」
慎「だいぶギャラリー減ったかな…」
『慎二も女苦手なのか?』
慎「ん…いや、普通なら大丈夫。香水強かったり、化粧が濃いのが…ちょっと」
『あー、ケバいのが駄目か。成る程』
慎「フフ、アレ見に行こ?結構品揃え良いね」
『(慎二が見るの本当に服ばっかだな…)分かった』
『あ、寝るな!おい?泪!』
泪「ん〜〜………うにゅ……」
『はぁ……』
翔「…どうした?」
『泪が寝た』
翔「俺が…持つか?」
『軽いから大丈夫だよ。翔は何見たい?』
翔「お、俺か…?そうだな…ゲーム、とか」
『ゲーム?』
翔「弟が、好きなんだ」
『滋君か。よっし、見に行こう』
翔「あぁ。…ありがと」
『ま、オレゲームなんてさっぱりだけど』