流星群




何日だっただろうか









瞼から漏れるかすかな光に









眩しさを感じ瞼を開いた









見えたのは白い天井







手に触れたのは誰かの髪?







え、私生きてるの?







目見えてるよね?







手に感覚あるよね?








生きてる?







星「良かったー。」
?「良かったーじゃねぇよ。まったく。いつまで寝てんだ。寝坊助。」







寝坊助⁈








星「誰が寝坊助よ!」
蓮「お前以外に誰が居る?」







彼はベッドに頭をつけたまま笑った









こんな事も様になってんなこのホストめ








星「髪の色変わった?」
蓮「あ、気付いた?ちょっと落ち着かせてみた。似合う?」
星「あんまり変わんないし。でもそっちのがいいな。クリーム色もいいね。ホスト野郎。」






ベシッ








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