青い鳥
「皐月!」
そう言ってパスを出す
そしてネットが揺れる
バスケは誰よりもうまかった
ピーッ
休憩のサインが鳴る
「先輩、お疲れ様です」
そう言ってドリンクを差し出してくれたのは新しく入った一年生のマネさん
「ありがとう。えーと、名前なんだっけ?」
タオルで汗を拭きながら聞く
「亜里沙です」
「毎回聞いてごめんね。俺人の名前とか覚えるの苦手なんだ」
そういうと亜里沙ちゃんは笑って仕事に戻った
「燐くんけしからんね。彼女持ちなのにマネさんをナンパするとは」
「皐月!デタラメなこというんじゃねぇよ。何がナンパだ。名前聞いただけだろ」
「俺の予想だと亜里沙ちゃん多分お前のこと狙ってるぜ」
「はっ?」
「ま、頑張りたまえ色男くん笑」
皐月は完全に俺をバカにしている
言い返そうと思ったが
皐月のいうことは
あながち間違っていないのかもしれない
亜里沙ちゃんはいつも真っ先に俺にドリンクを持ってくる
他は二年のマネさんからもらっていて毎回俺と一年生は亜里沙ちゃんだったからそういう分担をしたんだと思っていた
「集合!」
キャプテンの合図に救われた気がした
結局皐月に言い返す言葉が見つからなかった
そう言ってパスを出す
そしてネットが揺れる
バスケは誰よりもうまかった
ピーッ
休憩のサインが鳴る
「先輩、お疲れ様です」
そう言ってドリンクを差し出してくれたのは新しく入った一年生のマネさん
「ありがとう。えーと、名前なんだっけ?」
タオルで汗を拭きながら聞く
「亜里沙です」
「毎回聞いてごめんね。俺人の名前とか覚えるの苦手なんだ」
そういうと亜里沙ちゃんは笑って仕事に戻った
「燐くんけしからんね。彼女持ちなのにマネさんをナンパするとは」
「皐月!デタラメなこというんじゃねぇよ。何がナンパだ。名前聞いただけだろ」
「俺の予想だと亜里沙ちゃん多分お前のこと狙ってるぜ」
「はっ?」
「ま、頑張りたまえ色男くん笑」
皐月は完全に俺をバカにしている
言い返そうと思ったが
皐月のいうことは
あながち間違っていないのかもしれない
亜里沙ちゃんはいつも真っ先に俺にドリンクを持ってくる
他は二年のマネさんからもらっていて毎回俺と一年生は亜里沙ちゃんだったからそういう分担をしたんだと思っていた
「集合!」
キャプテンの合図に救われた気がした
結局皐月に言い返す言葉が見つからなかった