青い鳥
渚side


燐は黙ってた


「嘘だよ。そんな顔しないでよ燐らしくない」


そう言って私は下を見てる燐の顔を上げた


「ごめん」


謝ってばかりの燐に腹が立ち
私は燐をおいて歩き出した



「なぁ、怒ってるのかハッキリしろよ」



こんなに強め口調の燐の言葉は初めてだった



「怒ってなんかないよ。それに女の子にモテない彼氏も嫌だしね」




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