青い鳥
「着いたー!」
「百花はしゃぎすぎ」
百花と皐月の二人は常にテンションが高い
「最初はあれだな」
そう言って皐月が指差したのは
遊園地で一番大きなジェットコースター
「げっ120分待ちじゃん」
「いいじゃん気長に待とうよ燐」
「そーだぞ燐。この待ち時間もデート何だよ」
皐月に指摘された燐はため息をついた
待ち時間は四人でしりとりとか雑談をして過ごした
「大変お待たせしました。それでは発進いたします。いってらっしゃい」
係りの人の合図で動き出す
「燐」
「なに?」
「本当はジェットコースター苦手でしょ」
「んなこと・・・」
燐が言い終わる前にいっきに下る
『キャーーー』
百花の悲鳴がずっと聞こえた
皐月は手をあげてる
燐は・・・
私はずっと笑っていた