青い鳥
燐side


初っ端のジェットコースターは流石にきつかった


ジェットコースターがあまり得意ではないのをまんまと渚に当てられた


それからメリーゴーランドとかコーヒーカップとかお化け屋敷とか



渚の楽しそうな姿を見ると安心した



「最後は観覧車!」


「坂田お前ほんとベタなやつだよな」



「なんだかんだ言ってベタが一番なの。ほら行こう」



観覧車は待たずに乗れた



なんかドキドキしてきた


昨日の皐月の言葉を思い出す


『お前らキスしたことねぇのか?』


あいつは今頃キスしてんのかな


今日初めて渚と二人になれた





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