青い鳥

「え〜うそぉ、燐にカーレースで負けるなんて」

「百花の18番なのにね」

「おい!人を舐めすぎだろ」

「百花の仇は私が打つ」

そう言って財布から百円玉を取り出した

「真剣勝負だ」







「ちょっと待て、渚何でそんなに強いんだよ」

燐に大差をつけて勝利した


「何でって、これ機械だからシステム的に考えた」

「はぁ・・・」

「渚さんきゅう。さすがゲームに貪欲なことだけはある」

「百花、人をオタクみたいに言わないでよ」

そのあともプリとったりクレーンやったりと

ずいぶんたくさんお金を使ってしまった


「あー、俺の財布ガリガリだ」

「ちょっと使いすぎたねwww」

外に出ればもう日が落ちていた

「坂田の家どこ?」

「えっ」

「送っていくよ」

「いーよなんか悪いし、渚を送ってやんなよ」

「渚はもちろん送るけど、お前も送るよ」

「遅くなっちゃったし百花だって一応女の子だから」

「一応は余計です」

「んじゃ決まりだな」

百花を家に送ったあと燐は私を送ってくれた


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