【短編】惚れやすい女
10人目に知り合ったのは合コンで知り合った彼。

雑貨の営業をしてた。


大好きな四駆の車に乗ってて、かっこよくて、オシャレ。

羽振りもよくて本当に魅力的すぎる最高の人だった。


彼から毎日連絡があった。


「ここで降りたほうがいいよ。こっから先、雨で水溜りいっぱいあるから。」


こんな気遣いをしてくれる彼に惚れた。



飲みにも行き、そこでキスをした。

そしてそのまま近場のホテルへ行き一泊した。


わたしは好きだった。

でも彼は何も言わない。

自分から告白なんて出来るわけがない。


クールに、そして何もなかったかのように装ってた。


そしてそれからもドライブとかに誘われた。

あれから一度、また関係を持った。

そしてそれからは3回に1回のペースくらいで関係を持った。


本当に好きだった。

でもある日、彼が遊ぼうと言った日に全く連絡がなかった。

心配して連絡したけど音沙汰なし。


その日、連絡が来ることはなかった。

嫌われたのかな?何かあったのかな??

すごく気になった。


でも…嫌われたのかもしれないからこわくて連絡することができなかった。

そしてそのまま彼とは終わった。


また、実ることなく。

惚れやすいのに全然先に進まない。

これじゃダメだってもう反省をした。
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