糖分90%
大翔くんがそこまで大丈夫だって言うんだしね。
「よーし、じゃあ行くか。」
私は、大翔くんの後ろを弁当を持って歩く。
隣に歩いて堂々とするなんてこと出来るはずもない。
だって、大翔くんは凄くかっこいい。
だから、もちろん女子にモテるわけで...
そんな大翔くんの隣を私が歩くなんて出来ない。
「紗夜、早く早く!」
私に笑って手招きをする大翔くん。
女子が騒ぐのも無理がない...よね。
慌てて大翔くんの元に駆け寄る。
「やっと来た。」