LOVE&SWEET
「おれ彼女いるんだ。だから悲しむから…ごめんね、気持ちだけ貰っとくわ。じゃぁ…」


ガシッ…

「名前は??」


あぁ…
名前ね…

「明人」

「明人君ね。ありがとう…」


「おう。名前は??」


「美香です…」

「わかった。美香じゃあな」


俺はそう言って、美香かにまた背を向けた。





「あの!!最後に…」

「何??」



「アド教えてください…」

「は??」

「ダメですか??」


「いや…俺彼女いるから」

エリが心配するし…

「あたし…よくさっきみたいな事になるんです…でも…助けてくれる人いなくて…だから…明人君しかいないんだ…」


そう言って、美香は泣き出した。

「わ〜かった。分かったから泣くな…」


「ほんとに??」

「あぁ…」



そうして…アドを教えてしまった…








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